コモンセンスでは、そんな海とお酒の不思議なエピソードに心惹かれ、様々な酒類の海底熟成実験を行ってきました。その結果、多くのお酒が通常の貯蔵方法と比較して、味わいに変化があらわれたことがわかりました。変化とは、美味しくなったもの、あきらかに味が落ちたものなど様々。中でも素晴らしい変化をみせたのが果実を凝縮させた貴品種で仕込んだ赤ワインでした。それからも試行錯誤を繰り返しながら、 海底熟成ワインは誕生したのです。
【概要】
【お申し込みの流れ】

1. お申し込み後、バータイムズセレクトから「貯蔵依頼シート」とヤマト運輸の発送用着払い伝票が郵送で届きます。
2. 「貯蔵依頼シート」に預けるお酒を記入してください。
3. 「貯蔵依頼シート」はボトルに同梱し発送してください。発送は同封のヤマト運輸の発送用着払い伝票をご利用ください。
4. バータイムズセレクトから預かり証として、お送りいただいた「貯蔵依頼シート」の PDF データがメールで届きます。
5. ボトルを海底に沈め、約180日後に引き上げてお客様の元へ返却いたします。
貯蔵手順
お客様からお預かりしたボトルは、水圧によりキャップの変形やコルクがボトル内に押し込まれてしまうのを防ぐため、特殊な蝋によるシーリング加工を施します。その後ダイバーが海底に手作業で沈め、南伊豆の沖合、水深15mにある海底ワインセラーで海底貯蔵を行います。そして、約180日間の貯蔵を経て丁寧に引き上げられ、お客様のもとへ返送されます。

海底貯蔵による味わいの変化について
海底貯蔵では、水温や湿度、太陽の紫外線が差し込まないなど、地上の熟成とくらべ様々な環境の違いがあります。 しかし何より味わいに影響を与えるのは、音のエネルギーであると考えられています。 波の鼓動、石がぶつかり合う音、海に住む生き物たちの声など、様々な音の周波数がボトル内にエネルギーとなって伝わります。そしてこの振動がボトル内のアルコール結合状態を変え、一体感のある、まろやかな味わいへと変化させると考えられています。
南伊豆の美しい海の底で貯蔵
海底貯蔵庫は国立公園に面し、ありのままの自然が残され伊豆有数の透明度を誇る奥石廊中木沖です。 潮の流れ、四季によって変わる風と潮のダイナミズム。冬には荒れ海となることで、瓶内に振動を与え、味わいに影響を与えると考えられています。また、中木川より注ぎ込む冷たい水により海水温を外海より低く保ち、常に貯蔵に最適な温度を維持することができます。
世界に一本だけの、自然が生み出すアート
数ヶ月間、ボトルを海底に沈めていると海中を漂う様々なものが付着し、ボトルの表面を星空のように彩ります。それはひとつとして同じものはありません。
お申し込みの前に必ずご確認ください
【ボトル規定サイズと容量】
高さ 35cm 以内、最大直径 12cm 以内、容量 500〜750ml 以内のボトルであれば海底貯蔵が可能です。
【ボトルの形状と素材について】
以下の形状と素材はお預かりすることができません。
【お預かり可能な酒類】
【お預かり不可の酒類】
海底貯蔵時の水温は、要冷蔵が求める温度より高くなり、大きく品質が劣化する可能性があります。
海底貯蔵が品質にどのような影響を及ぼすかについて保証ができません。
【その他の注意事項】
・ボトルの外装はフジツボや珪藻類などの海の生物が付着し、美観を損ねる場合がございま す。
・ボトルに貼付されているラベルは汚損もしくは剥がれて紛失となる可能性が高いです。ラベルを残したい場合は予め剥がしてからお送りください。
【免責について】
『海底貯蔵サービス』に関するお問い合わせは下記までご連絡ください。
【電話番号】03-6801-6767(平日9:00〜17:00)/バータイムズストア
【E メール】info@bar-times-store.com