BAR TIMES SELECTでは、和ハーブリキュール 和花 ~High Proof~「樹(いつき)」、「果(みのり)」の販売を開始いたします。
「和ハーブリキュール 和花」は、岩手県・金ケ崎町唯一の酒造場となる「金ケ崎薬草酒造」が製造する、日本の四季の香りをイメージし、春/夏/秋/冬 それぞれに収穫のピークを迎える様々な果実や野菜と自社栽培のハーブをブレンドした、新感覚のリキュールです。
コロナをきっかけに、元バーテンダーが夢のリキュール工場を開業
金ケ崎薬草酒造の代表を務めるのは元バーテンダーの老川和磨さん(28歳)と東京大学大学院卒の理系デザイナーである林優花さん(25歳)の2人です。
老川さんはカナダ・アメリカでバーテンダーとして腕をふるった経験を持ち、その際に見学した地産地消型の蒸留所に感動を覚え、自らも酒造場を持ちたいと志す様になります。
帰国後4年間は、東京都内にて自家製ハーブ専門のバーを営み、コロナをきっかけに地元での開業を決めました。仕事仲間であった林さんを誘い、株式会社K.S.P(金ケ崎・サスティナブル・プロダクト)を設立。そして、父の実家の精米場跡地を改装し、夢であった小さなリキュール工場「金ケ崎薬草酒造」を立ち上げます。
株式会社K.S.P(金ケ崎薬草酒造)の代表・老川さん(左)と林さん(右)
「日本の素材で、日本でしかつくれないストレートリキュールをつくりたい。」そんな思いから日本の四季の恵みをそのまま閉じ込めた新感覚のリキュール『和花』が誕生。
ハーブの香りと素材の甘みが混ざり合い、穏やかな味わいの奥に「旬」を感じることができます。
自社栽培の
日本古来のハーブ「和ハーブ」
『金ケ崎町を薬草の故郷』にすることを目指し、現在では約50種類の様々なハーブを育て、「K.S.P 薬草ファーム」として、ハーブ園の運営を行っています。
日本は世界的に見ても魅力的な植物の宝庫であり、中でも和ハーブは、一昔前まで食材や薬として一般的に使われていた植物です。しかし近年ではその文化は衰退し、和ハーブの生産量は年々減少しています。
日本人の生活や健康に寄り添ってきた和ハーブを保護し、その魅力を今一度社会に伝えていくために、現在では、和ハーブを中心に、「和花」の原料となる50種類以上のハーブを自社栽培しています。
自社農園の様子
目を閉じれば香る四季の恵み。
時を忘れてゆっくりと味わう、新しい飲酒体験。
『「少しを楽しむ」お酒』のコンセプトで、少量のアルコールでも様々な植物の風味を楽しめ、充実感を味わうことが出来るのが和花シリーズの強みです。
ウィスキーやブランデーのように、小さなグラスに注いでストレートで味わうと、華やかなハーブの香りに複雑な果実の味わいを強く感じることができます。
アペリティフとしてソーダやトニックウォーター割りはもちろん、ネグローニなどのクラシックカクテルに幅広くご使用いただけます。
是非、自分だけのお酒の楽しみ方を和花シリーズと共に探してみてください。
<和花 High Proof シリーズ>
「春のハーブから木をコンセプトにした「樹(いつき)」
春は様々な植物が活動を始める季節です。特に林や森が雪解けから開放され、徐々に緑色に染まっていく景色には、植物の強い生命力を感じます。そんな力強い森林の芽吹きを表現したいと思いから、「木」にスポットを当てたリキュール。
内容量:500ml
アルコール分:20~25%(製造Batchにより異なります。)
味わい:ヒノキ、サザンウッド由来の森林の香りが春の訪れを感じさせます。ゼラニウムとゆずの爽やかな香りでさっぱりとした味わいです。
材料:リンゴ、柚子、ヒノキ、ゴボウ、サザンウッド、ローズゼラニウム、ウイキョウ、生姜など
カクテル:ホワイトネグローニ、スプモーニ、ウイスキーと1:1など。
「秋のハーブから果実とお茶をコンセプトにした「果(みのり)」
秋は実りの秋と言われるほど、野菜や果実が豊富に収穫されます。田舎町では昔、秋になると落ち葉を焼く香ばしい香りが畑の中を包んでいました。思い出の秋の香りを表現したいと思いから、「果実」と「茶」にスポットを当てた、秋らしい和花リキュール。
内容量:500ml
アルコール分:20~25%(製造Batchにより異なります。)
味わい:ほうじ茶とシナモンの香ばしい香りに、紫蘇とラズベリーの余韻が長く続きます。夕日が照らす秋の紅葉のようなどこか懐かしい、スィートアンドビターな味わいです。
材料:リンゴ、赤紫蘇、ウイキョウ、生姜、ラズベリー、シナモン、ほうじ茶など。
カクテル:ネグローニ、マンハッタンのツイスト。ソーダ割りなど。