ロッホローモンド
1966年にリトルミル蒸溜所の第2工場として、スコットランド最大の湖『ローモンド湖』の畔に誕生。特殊なストレートネックのポットスチルが有名ですが、スワンネックのポットスチルや連続式蒸留器まで保有しており、多彩な蒸留器から生まれる数々のユニークな原酒を使いわけています。
1814年 リトルミルの第2蒸溜所として設立
リトルミルは1772年以前より蒸留していたローランドの蒸溜所。ロッホローモンド蒸溜所は、1814年にその第2蒸溜所としてローモンド湖北西に設立されました。1966年に現在の場所に移転しており、新たな蒸留器など次々と導入しています。
多彩な蒸留システム
ストレートネックとスワンネック(伝統的な蒸留器)の2タイプの単式蒸留器、カフェスチルと近代的な型式の2タイプの連続式蒸留機、さらに製樽工場が同一敷地内にあることがロッホローモンドの大きな特徴です。ここではシングルモルト、シングルグレーン、ブレンデッドといったあらゆるウイスキーが造られており、この多彩な原酒の造り分けにより、複層的でバランスの取れたウイスキーを生み出すことができます。
マスターブレンダー マイケル・ヘンリー
偉大なウイスキー生産者を数多く輩出する名門ヘリオットワット大学卒。10年間の実務経験を積んだ後、2007年にロッホローモンド蒸溜所に加わり、2014年からはマスターブレンダーとして指揮を執っています。