ロナー

ロナー

Ronerは、イタリア南チロルで最高品質のグラッパ、リキュール、フルーツスピリッツを生産し、イタリアで多くの受賞歴を誇る蒸留所の一つです。

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イタリアで多くの受賞歴を持つ蒸留所 Roner

1946年に初代「ゴッドフリート・ロナー氏」が実家に蒸留器を設置し、グラッパの生産を始めたことがその歴史の始まりです。グラッパの生産で初期の成功を収めた後、南チロル地域とその果実に情熱を持つロナー氏は、生産の拡大を決意しました。すでにイタリアで伝統的なブルーベリーリキュール(リンドウの根とベリーを浸軟)を製造し、現在でもRonerで人気のある商品の一つとなっています。

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伝統と革新の融合: Ronerの歩み

Ronerは、2つ目の蒸留器を導入することで、生産の多様化を進め、中央ヨーロッパで伝統的な果物の蒸留を開始しました。リンゴ、梨、レモン、桃などの優れた品質とRonerの技術が、現在も続く独特の品質の基礎を築きました。2007年からは、初代ゴッドフリート・ロナー氏の孫であるカリン・ロナー氏と妹のグドルン氏が三代目としてRonerの経営を引き継いでいます。新しいテクノロジーやイノベーションを取り入れながら伝統を守り続け、スピリッツ、リキュール、グラッパの品質向上に努め、2010年には国際スピリッツコンペティション(ISW)で「蒸留所オブザイヤー」の称号を受賞しました。優れた感性、情熱、そして常に最高を追求する野心を持って、日々お酒の味わいや香りを引き出すことに注力しています。

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ロナーの代表リキュール: リモンチェッロとゼンジィ

ロナー リモンチェッロは、ケミカルな感覚のない自然なレモンの味わいが特徴です。2007年のISWで金賞を受賞したこのリキュールは、しっかりとした果実感とさらりとした口当たりで、ストレートでも楽しめます。リモンチェッロは、北イタリアの人々が仕事終わりや友人・家族との集まりに欠かせないアイテムです。

ロナー ゼンジィは、フレッシュで爽やかなフルーティーな桃とエネルギッシュな生姜が絶妙なバランスで融合したリキュールです。ZENZIは、Ronerのふるさとである北イタリアのアルト・アディジェ地方(南チロル)で、永遠の若さと美のシンボルとされています。このリキュールに使われるジンジャーは、東洋から伝わった健康とエネルギーのエッセンスとしてイタリア人に愛され、そこに若々しい甘さと爽やかさを持つピーチが加えられています。